2009年7月1日水曜日

2009年上半期、世界のIPO状況



Dealogic社の統計によると、6月25日までに米国市場で13件のIPOがあり、調達金額は23億米ドルだった。香港は12件で、22億米ドル。
 しかし、実質的な活発さで言えば、チャンピオンは香港だった。
 その理由:
① 本日まで世界のIPOトップ10に、香港上場の中国忠旺(01333)、361度(01361)及び中国金属再生資源有限公司(00773)が3席を占める。
② IPOトップ20では、香港が7社で首位、NYSEは6社で二位につけている。
③ 7月3日に香港市場でさらに2社のIPOが予定されている。
シャンプーメーカーの覇王国際(01338)と資源企業の中国秦発(00866)である。
7月10日、13日はさらに1社ずつ中国系企業上場予定である。

 最も、2009年上半期のIPOチャンピオンは「中国企業」であると言ったほうが正しい。
・ 2009年上半期香港市場のIPOの6割が中国企業
・ 2009年上半期米国市場のIPOの中で、ベストパフォーマンス賞をとったのは、4月2日にナスダックに上場したポータルサイト大手SOHUのゲーム事業子会社、Changyou.com Limited(CYOU)である。上場以来約200%の上昇幅を記録した。

 実はことの背景に、昨年9月から中国国内株式市場(A株市場)のIPOのストップがある。
つまり、中国国内で新規発行による調達ができない中国企業はどんどん海外、特に株式市場が好調な香港に殺到したわけだ。「井戸の蓋を閉めることができても、どんどん湧き出る泉を止めることはできない」という格好だろうか。中国新興企業の勢いはとまらないね!

 6月にIPO再開の第一号に予定された三金薬業は、1.3億米ドルの調達を予定している。中国版ナスダックChinext(創業版)の本格的なスタートもいよいよ。

 さあ~、2009年、中国の夏はめちゃくちゃアツくなるぞ!


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